こんばんは~!離婚を決意して、うまく機能をさせきれていない、2つのブログを再構築しなおそうかと考えているあいです。
メインブログは外国語、このブログは本、お金にまつわること、それ以外の日々の暮らしもこっちで書ければと思います。。もう一つは英語の勉強を兼ねて、英語日記も一緒にしようかと考えているところです。
でも、そうなると記事を移動させないといけないな〜😅と、とても億劫ですが、のんびり編集していきます。
今月読んだ超大作のゴシック小説
さてさて、今回は文庫本で4冊分という、超大作を読んだのでご紹介します☺️✨
綾辻行人さんの館シリーズの中でも、飛び抜けて長編な『暗黒館の殺人』。館シリーズを読み始めて、目標だったこの大作を読み終えられるなんて、感無量です🥹💜
ぐらいに思っていましたが、いやー、長かった。
『暗黒館の殺人』 綾辻行人著
上:読書期間 2024.9/27〜10/19
下:読書期間 2024.10/19〜10/27
私は4冊に分かれた文庫本ではなく、上下巻に分かれた新書版で読みました。
★★★★✩:ゴシック小説として
★★✩✩✩: 推理小説/ミステリーとして
暗黒館の殺人 一 あらすじ
蒼白い霧の峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴……。著者畢生の巨編、ここに開幕!【綾辻行人の館より】
山の奥深く、人との関わりを拒むように湖の上に建つ暗黒館。その館で暮らす浦登家の人々。「百目木峠の向こうの浦登様のお屋敷」には近附くな、あそこには良くないものが棲みついているからと、村の人たちは噂する。
そんな場所好へ、奇心旺盛な我らが江南君が、ひとりで向かうところから始まります。
当主の息子である浦登玄児に招かれ、秘密にまみれる暗黒館を訪れた中也。
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暗黒館の殺人 二 あらすじ
食したまえ、この肉を……浦登家の面々が唱和する。〈ダリアの宴〉に参加した中也の身には何が? 激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。その被害者は? その犯人は? その動機とは? ……謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともに、ひたすらに深まりゆく!!
秘密に満ちた「ダリアの宴」に招待され、わけも分からないまま得体のしれない食べ物を食べさせられる中也。
食べ物の招待を知ったあと、玄児と友人でいれるの凄いな〜。と感心してしまいました。
浦登家秘伝の肉にありつきたい者たち。どういうこと!?と中也と一緒に、早く浦登家の秘密教えてよー!とヤキモキさせられます。
「教える教える」と言いながら、のらりくらりとはぐらかし続ける玄児に嫌気がさしてきます。
秘密とはなんなのか!?殺人の犯人はいったい誰なのか!?中也とはいったい何者なのか!?江南くんはどうなってしまうのか!?
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暗黒館の殺人 三 & 四 あらすじ
恐ろしき浦登家の秘密がついに語られる。18年前の〈ダリアの日〉に起こった不可解な事件――初代当主・玄遙の殺害。幼少の玄児が目撃した怪人物は、不可能状況下で忽然と姿を消した!? 死に抗う妄念が産んだ館。その深奥で謎はいよいよ縺れ深まり……美しき双子姉妹を、信じがたい悲劇が襲う!血塗られた浦登家の系譜を受け継ぐ者は誰?漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件の真相は明らかになったかに見えたが……。
探偵もののミステリーが好きな人間としては、犯人の動機が弱く、終わりに亡くなる(実際はどうなんでしょう?)場面は必要だったのか...?
など、「え!?うわー!」という感情になれなかった分、長かった割には肩すかしな感じです。
が、、、、
薄暗く奇妙な館の中で起こる、不可解な事件たち。ゴシック小説が好きな方なら、雰囲気や、この一族がどうなるか、など楽しめます。
残念なのは、ホームズとワトソンのような関係の江南くんと鹿谷さん(本名:島田潔)の絡みがほとんどなかったこと😭💦
いつやろ?いつやろ?と待っていたのに、最後だけでした。悲しい。
雰囲気を十二分に味わえたので総合評価は星3つです!
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