こんばんは~!時計館の殺人を読んだあとだと、短めに感じる黒猫館の殺人を読み終えましたので、記録しておきます〜。
事実を知ったときの衝撃を楽しめる一作でした!
読書期間: 9/15〜9/16
黒猫館の殺人
綾辻行人 著
大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実と江南孝明は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!? シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか?
記憶を失った老人が、彼が書いたと思われる手記を持って江南くんと、推理作家・鹿谷の元を訪れます。
彼の書いた、日記とも、小説とも思える手記を手がかりに3人は、北海道にある館へ。
お気に入りの一作
まだシリーズ全部を読んだわけではないので、どれが一番好き!と、言える立場では無いのですが、今まで読んだ館シリーズの中で黒猫館の殺人が1番好きかもしれません。
殺人事件なのか、はたまた、不幸な事故だったのか?
その事件に関する人物たちが、手記の中でしか出てこないので現実感がない...。やっぱりこれは鮎田冬馬の書いた小説なのでは?
と思いながら読んでました。
突拍子のなさ。でも、今までの違和感を正していけば、気づけたかもしれない真実。
鮎田冬馬は一体何者なのか?手記に書かれていることは、現実に起こったことなのか?
伏線の回収と事実が分かったときの衝撃。
今までの館シリーズと少し違うテイストだったので面白い一作でした💕
館シリーズの中で登場した人たちが、作品を越えて繋がっているのを知るのも、このシリーズを追うのが楽しい理由になっています!
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