LolaLingo

アラフォー、本と外国語との暮らし

【読書感想】迷路館の殺人、人形館の殺人、時計館の殺人 読み終わりました!

こんばんは~!

9月に入ってから、綾辻行人さんの館シリーズを3冊読んだので、忘れる前に書いておきます✨

書こうとしている現在、すでに犯人トリックを忘れかけている、記憶力の悪さと物忘れの早さに驚いています😵💦

迷路館の殺人

読書期間:9/1〜9/4

奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!

4人の作家と評論家や出版社の人+その場にひょんなことから呼ばれた島田しまだきよしが、奇妙な迷路館で連続殺人事件に巻き込まれていきます。

先入観、思い込みって怖いな〜!

と読み終わった瞬間に思った作品でした。

特にそうだと描写されているわけでもないのに、勝手に思い込んでいたところ、最後の最後でくるっとひっくり返されました。

動機を知ると、「え、そんな理由で?」と残念な気持ちになりましたが、そこは館シリーズ。

えっ!?と驚くこと間違いなしです!

人形館の殺人

読書期間:9/5〜9/7

父が飛龍想一に遺した京都の屋敷――顔のないマネキン人形が邸内各所に佇(たたず)む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読み(カウントダウン)はすでに始まっていた!?

番外編とでも言うべき一冊でしょうか。

私のお気に入りキャラである、島田しまだきよしがあまり登場しません😭

おどろおどろしいホラーのような気持ちの悪さが、シリーズを追うごとに増えてきている気がします😲

常にビクビク後ろに怯えながら読むことになり、ミステリー好きなのに、怖いの苦手な人間としてはツライところだなーと痛感。

館シリーズを揃えるのに予算が厳しい場合、「これは買わなくても良かったなー」と思った作品でした。

時計館の殺人

読みたてホヤホヤの1作です!

読書期間:9/7〜9/14

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!

「針のない時計塔」は何を語る? 百八個の時計が恐怖を刻むシリーズ代表作!

この作品で、十角館の殺人に出てきた江南かわみなみ君が、大学を卒業し、編集者として戻ってきます!

オカルト雑誌のメンバー、大学でミステリー(オカルトの方)研究会に所属する学生、そして、霊能者が、幽霊が出ると噂される時計館に取材へ行く。

取材のために館に閉じこもることになるも、そこからの脱出は不可能な3日間。綾辻行人さんのミステリー。もちろんそこで起こるのは大量殺人。

自殺し、幽霊となって現れる娘の永遠とわは、実は、弟の由季弥ゆきやとして入れ替わっているのでは!?

とか突拍子もない想像をしながら、読むのが楽しかったです。

疑わしいと思われる人物たち。犯人とされる人たちが二転三転。トリックにも驚きましたが、最後に待っている悲しい事実。

時計館に関わっていた7人もの人が、次々に亡くなったと言われている時計館。そこに殺人事件が起きたときは、殺人?悪霊?と不思議な感覚に陥りました。

狂気に満ちた親の愛。ぜひ、味わってみてください。

新装版では、上下巻の2冊で出版されていますが、物語の進み具合が分かるように、あえて1冊になっている前のバージョンを購入しました。

読書は続けつつも、そろそろ外国語の勉強再開させないとです!今は朝の4:55。子どもたちが起きるまで、韓国語を勉強します。スペイン語もドイツ語も英検1級の勉強も。全部を上手に勉強できるよう時間の調整を、そろそろ真剣に考えるべきかもしれません。